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認定看護師・専門看護師を目指すには

一般的な看護師とはどう違う?
看護師として更なるステップアップを図りたいと考えるなら、認定看護師・専門看護師の資格を目指すのもオススメです。
まず認定看護師とは、日本看護協会から「特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することを認められた」看護師の事。磨かれた知識と経験をもって、患者さんやそのご家族に対して高い水準のケアを行なったり、看護師や他職種への指導・相談役として期待される存在です。
また専門看護師とは、同じく日本看護協会から「ある特定の専門看護分野において卓越した看護実践能力を有することが認められた」看護師の事。看護ケアをはじめ、看護師の教育や看護に関する研究を行ないます。
どちらの資格も、看護師として更なる飛躍を目指す人にはうってつけの資格といえます。
資格を取るにはどうしたらいいの?
認定看護師・専門看護師の資格を得るには、試験に合格する事が必要です。
認定看護師を目指す上で満たしておくべき条件は、
①保健師・助産師・看護師のいずれかの資格を持っている事
②実務経験5年以上(うち3年は認定看護分野の経験である事)を積んでいる事
③日本看護協会が定める認定看護師教育課程か、認定看護師の教育に適切と認められた教育機関で6ヶ月以上、600時間以上の教育課程を修了している事
以上が条件となります。
専門看護師の資格を得るには、
①保健師・助産師・看護師のいずれかの資格を持っている事
②実務経験5年以上(うち3年以上は特定分野、1年は専門看護師に必要な経験)を積んでいる事
③看護系大学大学院修士課程終了で、特定の専門看護分野の所定の単位を取得している事
以上が条件となります。
資格を取る事で得られるメリット
認定看護師・専門看護師の資格は、看護師のキャリアアップには欠かせない資格。
仕事内容は、看護師としてより専門性の高いものとなります。患者さんの治療方針やかかわり方などについて深く関わることができるので、やりがいもひとしお。
また他の看護師の教育や相談、医師との連携など、病院全体の機能維持をサポートする事が多くなります。他のスタッフを指導したり、病院全体を底上げする業務により、物事を客観的に見る眼を養うことができますよ。
また給与面でもメリットがあります。認定看護師や専門看護師の資格を取得する事で資格手当や管理職手当が発生する病院もあるので、給与アップを目指す看護師には嬉しい条件といえます。
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ようこそ
医療業界に長く身をおいているため、これまでに転職や部署異動を何度か経験しており、その都度、まだ自分にも知らないことがあることを痛感しています。
今でも、先輩ナースや同僚から刺激を受けながら、日々勉強中です。そんな私のこれまで培った経験をもとに、これから看護師を目指す方へ向けて、知っておいてほしい基本的な情報を紹介していきます。