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看護師が活躍する場所とは

看護師のキホン・病院
看護師が活躍する場所として代表的なのが病院です。病院とは、病床数20床以上が整っている医療機関を指します。看護師は入院患者さんを24時間体制で観察しながら症状を報告したり、医師の診療のサポートを行ないます。
子どもからお年寄りまで、年齢・性別を問わずたくさんの人が訪れる病院では、どんな状況でも機敏に判断して行動できる看護師が求められます。入院病棟でも外来でも、一人で複数の患者さんを相手にする事が多いもの。優先順位をつけて動くのも看護師の仕事です。
病院全体が医療行為を円滑に行なえるように、状況を見ながら行動するのが看護師の役割といえます。
アットホームさが魅力のクリニック
まちのお医者さん、というイメージがあるクリニック。一般の病院と比べて大きく違うのは、何といっても勤務時間ではないでしょうか。
入院施設のある病院では患者さんを24時間体制で見守る事が基本になりますが、クリニックの場合は入院施設が少なく、診療時間も「9時~18時まで」など決まっているところが多いです。また土日やお盆、年末年始がお休みで一般の会社勤めの人と同じような勤務体制で働ける事が多いようですね。小さなお子様を持つママナースや、プライベートを大切にしたい看護師にはクリニックが人気です。
看護以外のスキルも必要な施設
高齢化が進む日本では、有料老人ホームを始めとする老人福祉施設の需要が拡大しています。これに伴い、介護施設で働く介護系看護師のニーズも年々高まりを見せているのです。このような福祉施設の特徴は、看護の仕事はもちろんですが、施設利用者とのコミュニケーションも大切な仕事の一つ。
また介護士や理学療法士・作業療法士などの他業種の人達と一緒に働く事で、常に刺激し合いながら日々の仕事に打ち込むことができます。高齢者医療に興味のある看護師・お年寄りの方とお話しすることが好きな看護師にはピッタリの環境ですね。
看護師の勤務場所は他にも色々!
看護師が活躍する職場は、医療機関や福祉施設だけではありません。
検診施設や保健所にも、診療をサポートする看護師が必要とされています。また一般企業において、医務室や健康管理室で働く産業看護師が人気を集めています。暦どおりの企業であれば無理なシフトもなく、安定した生活リズムで働く事ができますね。赤ちゃんや子どもが好きな方は、保育所や乳児院で働くのもオススメです。
看護師は全国どこに行っても通用する資格であり、また病院以外での需要も拡大している仕事です。結婚・出産などのライフイベントを経ても活かせる一生ものの資格といえます。
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医療業界に長く身をおいているため、これまでに転職や部署異動を何度か経験しており、その都度、まだ自分にも知らないことがあることを痛感しています。
今でも、先輩ナースや同僚から刺激を受けながら、日々勉強中です。そんな私のこれまで培った経験をもとに、これから看護師を目指す方へ向けて、知っておいてほしい基本的な情報を紹介していきます。