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診療科目によって働き方に違いはあるの?

仕事内容の違い
診療科目ごとに看護師の仕事内容は違います。
病院で多い診療科目といえば内科や外科が代表的です。ただ、内科ではしないような事を外科では当たり前のように行なっていたりします。また産婦人科や整形外科・眼科は専門色が濃く、特殊な機械の操作や技術が身につきます。小児科は子どもを相手にするので、子どもをうまくあやして看護を行なう事がポイントになります。美容外科や美容皮膚科の場合は、病気や怪我の患者さんは少なく、美容に関心の高い女性が多く訪れます。看護スキルと平行して、接客やサービススキルが求められます。
診療科目によって、看護師に求められる仕事内容やスキルはさまざまです。自分がどの分野に興味があるのか、どういった看護師になりたいのかプランを描いておく事がよいでしょう。
勤務体制の違い
看護師というと、毎日バタバタしながら患者さんのケアや対応に追われているイメージ。残業が多く、不規則なシフトでしっかりお休みが取れているのかな?と思う事もありますよね。
実際、診療科目によって勤務体制には差が出てくるようです。例えば、病棟の中でも内科や外科は病院の中でも特に忙しく、残業も多め。24時間体制で患者さんのケアを行なうので、交代制のシフトで夜勤も入ります。
また眼科は全体的に見て、残業が少ない科目と言われています。眼科はレーシックを含めて手術が多く、一日の予定が決まっている事が多いことが理由のようです。
忙しい中でキビキビと働くか、決まった時間でリズムよく働くかは診療科目によってさまざまと言えますね。
気になるお給料は?
看護師は比較的高給与と言われていますが、診療科目によって給与に差があるようです。循環器系は看護師の花形とも言われています。緊急性が高く、オペも多い診療科目なので、給与も割高に設定されている事が多いのです。また、特殊な分野である透析や整形外科は、別途手当てが支給されるなど待遇が良い分野の一つ。そして美容外科や美容皮膚科といった美容系も高給与の代表です。美容系の分野は診療内容に保険適用外のものが多く、たとえ夜勤がなくても一般の病院で夜勤をしながら働く看護師より高給与な場合もあるのです。
ただ、給与の例はあくまで平均的なもの。大都市の病院の地方の病院では給与の体系が異なってくるので、給与面は各病院の求人でしっかりとチェックしてみましょう。
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医療業界に長く身をおいているため、これまでに転職や部署異動を何度か経験しており、その都度、まだ自分にも知らないことがあることを痛感しています。
今でも、先輩ナースや同僚から刺激を受けながら、日々勉強中です。そんな私のこれまで培った経験をもとに、これから看護師を目指す方へ向けて、知っておいてほしい基本的な情報を紹介していきます。