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看護師特有の悩み

心身ともにハードな仕事
・「新人の年は大変でした。特に、少し慣れてきた6月頃に夜勤がスタートした頃は体力が追いつかず、先輩の助けで無事に朝を迎えられる毎日。体は重くて、気持ちだけが焦りっぱなしでした(26歳・内科)」
・「家庭との両立が大変。子どもが小さい時はお迎えの時間や、体調を崩した時の心配で頭がいっぱいでした。今は両親の介護などに追われ、ゆっくり休める時間は少ないです(38歳・精神科)」
・「人の命を預かっていると思うと、毎日息が詰まる思い。精神的に思いつめて診療内科に通ったことも(24歳・内科)」
外から見ても、看護師の仕事は大変な事がわかります。生命にかかわる仕事ですから、体力面・精神面の消耗が大きく、疲弊してしまう看護師が多いようです。
一筋縄ではいかない、患者さんとの関係
・「患者さんには優しい口調で話すようにしていますが、とある高齢の方からは『子どもに話しかけるようで馬鹿にしている』というクレームを受けました。しかも退院した後に…。入院中はガマンされていたんでしょうか。考えるだけで心苦しいです(30歳・外科)」
・「同室の患者さんに対するクレーム。『いびきがうるさい』や『夜中に廊下で他の患者と喋っている』など…。相手の患者さんとの折り合いもつけながら解決するのに、神経をすり減らしました(24歳・整形外科)」
・「患者さんから食事に誘われて困っています…(25歳・内科)」
患者さんと一番触れ合う機会が多い看護師。頼りにされる反面、不満をぶつけられるのもやはり看護師のようです。中には患者さんに好意を寄せられる人も…?
よい職場は人間関係次第?
・「上司がワンマンで、音を上げた同僚が次々にやめていきます。キャリアのある上司だから誰も文句が言えない状態(31歳・脳神経外科)」
・「みんなとにかくウワサ話が大好き。彼氏のカゲがある子には、先輩看護師が跡をつけて素行をチェック…。社内恋愛なんてしようものなら大変です(27歳・外科)」
・「新人の面倒を見ることになったけど、言い訳ばかりで成長する気がみられない。もしその子がミスをしたら私の責任になるのに…(25歳・外科)」
看護師のストレスの一番の原因は人間関係にあるといわれています。患者さん命を預かっている責任と、毎日の激務の中で、人間関係がギスギスしてしまうようです。患者さんの前に、看護師である自分自身が疲れきってしまうのは避けたいものです。
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医療業界に長く身をおいているため、これまでに転職や部署異動を何度か経験しており、その都度、まだ自分にも知らないことがあることを痛感しています。
今でも、先輩ナースや同僚から刺激を受けながら、日々勉強中です。そんな私のこれまで培った経験をもとに、これから看護師を目指す方へ向けて、知っておいてほしい基本的な情報を紹介していきます。